人間いつかは死ぬんだから

自分がどんな人間になりたいかを知っていて、その通りになるように努力すること。

 トラブルが起こっても、あいつなら大丈夫だと信頼される人間になりたい。
 自分が必要十分だと思う経済力を持った人間になりたい。
 自分の大切な人を災害から守れる人間になりたい。
 他人の気持ちに配慮が出来る人間になりたい。
 海外に多くの友人を持つ人間になりたい。
 人と目的を共有できる人間になりたい。

まだまだ
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# by atsusuke | 2009-01-11 18:38 | C制度編

報酬に対する態度

JALやANAの本体とその子会社のパイロットでは、給料の額が違うようである。本体には強い労働組合があるため、別の会社にして労使交渉を避け、パイロットの給料や訓練コストを抑える。という経営戦略なのだろう。

会社が(グループ全体として)高コスト体質であるがゆえにつぶれてしまったら、パイロットとして働けなくなるので年収の適正な値というものはあると思う。日本では、自社養成で莫大な費用をかけて育ててきたパイロットをさらに高給で雇う。一方、海外のパイロットは、自腹で訓練学校に入り、安いコミューター機からステップアップして大型機の機長になる。そこで初めて高給取りになる。

企業に雇われている人間は、その人個人の能力が100%給料に反映されているわけではない。焼き物職人やプロスポーツ選手が年収何千万といえば、その人のパフォーマンスに直接報酬が支払われたことは自明だが、大会社のサラリーマンの給料は団体交渉の結果である。同じ仕事をしている職種の人間が会社の労働組合の力の差で倍近い差があるという状況は、見方を変えれば略奪行為なのかもしれない。

まぁ、個人的には莫大なカネを稼ぎ出すことに対する野心を持つことは大切なことだが、世界中の人とつながりを持つことのほうが魅力的にうつってしまう。
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# by atsusuke | 2009-01-11 02:02 | C制度編

技量、胆力、観察すること

【パイロットになる上で、一番重要なことは何だと思いますか。】
 高い技量。いざというときに堕ちていく飛行機を立て直すだけの操縦能力。
 胆力。いざというときに堕ちていく飛行機の中で技量を発揮できる冷静さ。
 観察すること。いざという状況を作り出さないために、何かいつもと違うな、と気づけること。
          
 観察は重要。人と協力できるということは、共通の目的を理解し、その実現のために一緒に努力できるということだ。そのために必要だとよく言われる「コミュニケーション力」とやらは、具体的には相手の反応を観察してそれを言葉のやり取りに反映できるかということだ。今自分が言ったことがちゃんと理解されているか、伝わってなさそうなら表現を変えてみようか、話が脱線していないか、目的はなんだったか、、、、そういうことを話をしながら確認する作業は、会話を観察することでしか実現できない。
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# by atsusuke | 2009-01-10 13:11 | C制度編

ふーん、今、9時なんだ。

洞察より観察。パイロットは、トラブルが起こってから観察しだしたのでは遅い。いろいろなことに興味を持つことは、目の前の現実を楽観も悲観もなく理解することにつながる。

面接で斬新なことをいわないといけないと思ってしまうのは、斬新なこととはオリジナルなことだからだ。オリジナルなことは、本人が本当に思っていることだから、そいつがどんな人間か、ということを知りたい面接の場では、オリジナルな意見が言えるのは有利だ。

逆を言えば、ありきたりなことを本当にそう思っているんだな、と納得させることも同じ効果を持つはずだ。そのためには、ある意見に対しての理由付けに自分の視点を入れる。

心がここにない状態でされた自己紹介からは、そいつがどんなやつかはわからない。

心がここにない状態では、現実を楽観も悲観もなく認識できない。どんなことがあっても、心がここにあること。その1点を見られている。

パイロットは、こいつとせまいコクピットで働けるか、緊急事態が起きたときにこいつをプロとして信頼しながら堕ちていく飛行機の中で一緒に対処できるか、を直感で見極める。

パイロットは自分の命、隣のパイロットの命、キャビンの命を操縦桿を介して握っている。

十分な技量、技量を発揮する胆力、同じゴールを目指して協力しようとする意思。

命を預けられる人間=目の前の現実を楽観も悲観もなく認識することができる人間。
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# by atsusuke | 2009-01-08 20:45 | C制度編

吉大

毎年毎年決まった神社に行き、ピン札を3枚つつんで玉ぐしをささげ、神主の祝詞をきいて1年が始まる。

神頼みは困ったときにするものではない。毎年毎年その年の1月1日の心に立ち戻るために有用なツールだ。よって、初詣は重要。


おみくじは大吉だった。

「うけたおやくめひとすじに
唯ひたむきに受けた務めを根かぎり精一杯はげむがいい。」

ことしも目の前のことをひとつひとつ!!
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# by atsusuke | 2009-01-01 17:38 | C制度編

メノマエノコト

今の自分の人生の目標は、もちろんエアラインパイロットという職業に就くことだ。

では、具体的に何をどうがんばってそれに近づいているのかといえば、逆説的だがパイロットのことは脇に置いて、私の現在の仕事を100%の力でやることだ。

よく就職試験の心理適性検査に「考えるよりも、行動するほうだ」などという命題にはい・いいえで答える設問があるが、あれは適切ではない。考えることも、行動することだからだ。行動することの反対は、「なにもしない」である。

目の前の仕事を着実にこなすことによってのみ、現実がその分だけ変わっていく。何もしなければ、何も変わらない。

今の仕事で先輩に言われることに「明日おまえに後輩がついて、同じことを説明しろといわれても問題がないようにしろ」というのがあるが、こういうことはエアラインパイロットにだって重要なことだ。応用できるネタは日々の生活にいくらでも転がっている。ネタを誰かが書いた本や文章の中にしか見つけられないとしたら、その人の目下の人生は人命を預かる職業にふさわしいものとはいえないのだろう。そういう人は、エアラインパイロットになるべきではないのかもしれない。
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# by atsusuke | 2008-12-23 22:38 | C制度編

ジョークにコストはかからない。

海外のLCCの飛行機が日本の空をバンバン飛んでいる、というような未来がどこかで来る。それまでに国内の小さな需要をキメ細かく拾えるような体制を整えなければ、日本の航空会社に勝ち目はない。人件費が高いからだ。

プレミアム路線、赤字路線の撤廃、それぞれ理解はできるが、交通機関としての利用価値を考えると、本当に勝てるのか答えは明らかだし、名古屋空港を見て肌で感じたもったいなさは圧倒的だった。こんなにだだっぴろい空港のほんの少ししか利用していなくて、しかもこんな空港が日本中にあるのだ。

だからこそもっと潜在的な需要が発掘できるのではないかと感じている。採算がとれないから飛ばしません、では空港も航空会社もいずれは不幸な未来に墜落してしまう。儲からないならコストを削るか新しく需要を作るしかない。どちらにしても、とにかく何かやらなければ始まらない。出来ることはあるはずだ。

インターネットや携帯電話のように、5年後、10年後に「日本の飛行機(網)って便利になったよねー」といわれるようになること。70席クラスの飛行機には、もっともっと出来ることがあるだろう。もったいなさを危機感に変えて着陸料の安い第二第三空港へあるいは東京周辺の飛行場へバンバン飛んでいきたい。
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# by atsusuke | 2008-12-23 08:00 | C制度編

問題意識

C制度の1次試験を受けに名古屋空港にいってきたのだが。。。ERJ170が見られたのはよかったのだが。。。

なんか、元気のない空港だなーと思ってしまった。地方の空港はみんなこうなのか!?

いたずらに路線を増やして赤字をばんばん積み上げることが出来ないのはわかっている。でも単純に、飛行機が発着するだだっ広い土地がその機能のほんの少ししか利用されていないのはもったいない。かたや、羽田はパンクするほど混雑し、面倒な交渉を経て4本目の滑走路が出来ようとしている。とてもバランスが悪い。

羽田ばかりが大きくなっても飛行機の強みは活かせない気がする。地方と地方をダイレクトにつないだり、羽田から横田や入間や厚木に行くリージョナル線を作るとか、眠った筋肉を目覚めさせるように小さな空港をもっともっと活用することが、一番金がかからずに飛行機のよさを発揮できるやり方ではないのだろうか。

なんのために、どんな需要にこたえるために、目の前の航空会社は存在しているんだ、というところが、今のところ見えてこない。

試験自体は、大方うまくいきました!準備していたのとかなり違ったが、得意な方向に違っていたので吉と出ました。英語も思ったより易しかったし。
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# by atsusuke | 2008-12-21 23:40 | C制度編

他山の石

同僚に、周りからきらわれている人がいる。

なんだかいちいち態度が癪に障るらしい。わかる気もするが、うわさ話の輪に加わるのは許せないので私は普通に話もする。だが、今日その人がその人の上司とやりとりをしている隣にいて、原因がわかった。

質問しているつもりで、詰問しているのだ、そして、そのことに無自覚。

「~ですよね?」「~て言ったじゃないですか?」ハタから見たら上司をナメているとしか思えない口調でやり取りをする。上司は比較的温厚な人なのでなんとか持ちこたえているが、普通ならちゃぶ台をひっくり返してもおかしくないかもしれない。

質問の目的は情報収集とその確認だが、詰問の目的は人格の攻撃、つまり喧嘩を売ることだ。業務中の人間関係の中では、人格を否定する権利はない。

言ってることは正しくても、いかに伝えるかだ。そのことに無自覚では、業務中に適切な所作とはいえない。仕事しながら菓子食っているようなものだ。
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# by atsusuke | 2008-12-18 20:22 | C制度編

帝王学

現場か、統括本部か。

どちらが大事か、という質問が適切かどうかはわからないが、あえて優先順位をつける必要があるとすればどちらだろうか。

私は、現場だと思う。

「現場」と聞いて、人によってさまざまに思い浮かべる「場」があるだろう。

 経営者 vs 労働者
 開発 vs 工場
 幹部 vs 平
 絵描き vs 職人
 etc・・・

つまり文脈によってある人にとって現場であるものが、ほかの人にとっては
本部であったりするのだが、共通しているのは 

 長い目、鳥の目で目標を打ち立てるのが本部 (未来を見る)
 目の前の現実を生身の身体で変えていくのが現場 (現在に関わる)

という役割分担があるということだ。そして、飯の種(利益)は現実を変えることでしか得られない、あるいは果「実」をここに「現す」実現させるのは、現場だ。

将来のあるべき姿を志向しつづけることと、現場が最高の効率で支障なく動けるように配慮すること、この二つを混ぜ込むことがいかに難しいか、本部の存在価値はそこにある。心臓が止まったら脳も止まるが、脳が止まっても心臓は動く。直接利益を生み出す現場がまずあり、それをコントロールするために本部が必要なのだ。
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# by atsusuke | 2008-12-15 23:53 | C制度編