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メノマエノコト

今の自分の人生の目標は、もちろんエアラインパイロットという職業に就くことだ。

では、具体的に何をどうがんばってそれに近づいているのかといえば、逆説的だがパイロットのことは脇に置いて、私の現在の仕事を100%の力でやることだ。

よく就職試験の心理適性検査に「考えるよりも、行動するほうだ」などという命題にはい・いいえで答える設問があるが、あれは適切ではない。考えることも、行動することだからだ。行動することの反対は、「なにもしない」である。

目の前の仕事を着実にこなすことによってのみ、現実がその分だけ変わっていく。何もしなければ、何も変わらない。

今の仕事で先輩に言われることに「明日おまえに後輩がついて、同じことを説明しろといわれても問題がないようにしろ」というのがあるが、こういうことはエアラインパイロットにだって重要なことだ。応用できるネタは日々の生活にいくらでも転がっている。ネタを誰かが書いた本や文章の中にしか見つけられないとしたら、その人の目下の人生は人命を預かる職業にふさわしいものとはいえないのだろう。そういう人は、エアラインパイロットになるべきではないのかもしれない。
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by atsusuke | 2008-12-23 22:38 | C制度編

ジョークにコストはかからない。

海外のLCCの飛行機が日本の空をバンバン飛んでいる、というような未来がどこかで来る。それまでに国内の小さな需要をキメ細かく拾えるような体制を整えなければ、日本の航空会社に勝ち目はない。人件費が高いからだ。

プレミアム路線、赤字路線の撤廃、それぞれ理解はできるが、交通機関としての利用価値を考えると、本当に勝てるのか答えは明らかだし、名古屋空港を見て肌で感じたもったいなさは圧倒的だった。こんなにだだっぴろい空港のほんの少ししか利用していなくて、しかもこんな空港が日本中にあるのだ。

だからこそもっと潜在的な需要が発掘できるのではないかと感じている。採算がとれないから飛ばしません、では空港も航空会社もいずれは不幸な未来に墜落してしまう。儲からないならコストを削るか新しく需要を作るしかない。どちらにしても、とにかく何かやらなければ始まらない。出来ることはあるはずだ。

インターネットや携帯電話のように、5年後、10年後に「日本の飛行機(網)って便利になったよねー」といわれるようになること。70席クラスの飛行機には、もっともっと出来ることがあるだろう。もったいなさを危機感に変えて着陸料の安い第二第三空港へあるいは東京周辺の飛行場へバンバン飛んでいきたい。
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by atsusuke | 2008-12-23 08:00 | C制度編

問題意識

C制度の1次試験を受けに名古屋空港にいってきたのだが。。。ERJ170が見られたのはよかったのだが。。。

なんか、元気のない空港だなーと思ってしまった。地方の空港はみんなこうなのか!?

いたずらに路線を増やして赤字をばんばん積み上げることが出来ないのはわかっている。でも単純に、飛行機が発着するだだっ広い土地がその機能のほんの少ししか利用されていないのはもったいない。かたや、羽田はパンクするほど混雑し、面倒な交渉を経て4本目の滑走路が出来ようとしている。とてもバランスが悪い。

羽田ばかりが大きくなっても飛行機の強みは活かせない気がする。地方と地方をダイレクトにつないだり、羽田から横田や入間や厚木に行くリージョナル線を作るとか、眠った筋肉を目覚めさせるように小さな空港をもっともっと活用することが、一番金がかからずに飛行機のよさを発揮できるやり方ではないのだろうか。

なんのために、どんな需要にこたえるために、目の前の航空会社は存在しているんだ、というところが、今のところ見えてこない。

試験自体は、大方うまくいきました!準備していたのとかなり違ったが、得意な方向に違っていたので吉と出ました。英語も思ったより易しかったし。
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by atsusuke | 2008-12-21 23:40 | C制度編

他山の石

同僚に、周りからきらわれている人がいる。

なんだかいちいち態度が癪に障るらしい。わかる気もするが、うわさ話の輪に加わるのは許せないので私は普通に話もする。だが、今日その人がその人の上司とやりとりをしている隣にいて、原因がわかった。

質問しているつもりで、詰問しているのだ、そして、そのことに無自覚。

「~ですよね?」「~て言ったじゃないですか?」ハタから見たら上司をナメているとしか思えない口調でやり取りをする。上司は比較的温厚な人なのでなんとか持ちこたえているが、普通ならちゃぶ台をひっくり返してもおかしくないかもしれない。

質問の目的は情報収集とその確認だが、詰問の目的は人格の攻撃、つまり喧嘩を売ることだ。業務中の人間関係の中では、人格を否定する権利はない。

言ってることは正しくても、いかに伝えるかだ。そのことに無自覚では、業務中に適切な所作とはいえない。仕事しながら菓子食っているようなものだ。
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by atsusuke | 2008-12-18 20:22 | C制度編

帝王学

現場か、統括本部か。

どちらが大事か、という質問が適切かどうかはわからないが、あえて優先順位をつける必要があるとすればどちらだろうか。

私は、現場だと思う。

「現場」と聞いて、人によってさまざまに思い浮かべる「場」があるだろう。

 経営者 vs 労働者
 開発 vs 工場
 幹部 vs 平
 絵描き vs 職人
 etc・・・

つまり文脈によってある人にとって現場であるものが、ほかの人にとっては
本部であったりするのだが、共通しているのは 

 長い目、鳥の目で目標を打ち立てるのが本部 (未来を見る)
 目の前の現実を生身の身体で変えていくのが現場 (現在に関わる)

という役割分担があるということだ。そして、飯の種(利益)は現実を変えることでしか得られない、あるいは果「実」をここに「現す」実現させるのは、現場だ。

将来のあるべき姿を志向しつづけることと、現場が最高の効率で支障なく動けるように配慮すること、この二つを混ぜ込むことがいかに難しいか、本部の存在価値はそこにある。心臓が止まったら脳も止まるが、脳が止まっても心臓は動く。直接利益を生み出す現場がまずあり、それをコントロールするために本部が必要なのだ。
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by atsusuke | 2008-12-15 23:53 | C制度編

コミュニケーション「りょく」??

他人は、自分とは違う。という前提を正とすれば、

他人と自分は違うんだから何が違うかはっきりさせてから落としどころを決めようか、というのが、シンプルでわかりやすいはずだ。他人は自分とは違うということをはっきりと自覚し、当たり前のことを当たり前に見ているだけだ。

だが、

他人と自分は違うけれど同じ部分もあるはずだからそこがどこか見極めて境界を決め、その中にいる者同士ならトラブルが起きずに物事がスムーズにいくだろう、というのが日本人のスタイル。他人は自分とは違うということをわざわざ覆い隠す。ものすごく高度な精神活動だ。

そして、日本人はその境界線が見える人を「コミュニケーション力」のある人、見えない人を「コミュニケーション力」のない人、もしくは空気の読めない人、だと呼ぶ。企業は「コミュニケーション力のある人材を求めています」などと言う、ぬけぬけと。コミュニケーションにはどうしようもなく分かり合えない2者がぶつかり合う時の緊張感が伴うはず。戦争だってコミュニケーションのひとつだ。

「コミュニケーション力」は、コミュニケーションではなく、「空気が読めて他人とあまりいさかいの起こさない能力」のほうが正確だ。「コミュニケーション力」という言葉は、だから、有害だ。
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by atsusuke | 2008-12-15 00:01 | C制度編

不安を見せては成らない

現在の企業に就職した際に、「みんなの就職活動日記」というサイトを利用した。企業ごとに掲示板があり、エントリーしている者同士があつまって情報交換をする場として利用するのだが、今回そのときのIDがまだ有効であることを知った。

試しに今応募をかけている企業の掲示板に行くと、はたしてパイロットや客室乗務員志望の人たちがいろいろと書き込みをしていた。ところが、よく見てみると違和感を覚える書き込みもあることに気づかされる。

その最たるものが、「次のテストがどんな内容か知っている人がいましたら教えてください」というものだ。

私は、そういう思考回路を持つパイロットが操縦するエアラインの飛行機には乗りたくないと思う。
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by atsusuke | 2008-12-11 22:47 | C制度編

0次通過

目標企業からまず0次(書類選考)通過の連絡を頂いた。

書類の体裁で不安なところがあるが、内容的には今まででベストだろうというエントリーシート。複雑な心境で発表日を待ったが、良い結果となって本当にうれしい。

次は筆記試験。今まで受けた企業ではほぼテストセンターで受けるものと同じ様な問題(日本航空は自作のようだったが)であり、対策は、TOEICとSPIの苦手分野を復習することとした。今のところ企業に出向いてその場で受けるテストよりも、テストセンターの結果を送信するスタイルのほうが通過率が高いのだが、今回は前者。筆記でしくじったNXAのリベンジだ!

試験は4次までと他社と比べて短い。その分準備期間が短いので、集中すべし。
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by atsusuke | 2008-12-11 22:29 | C制度編